西方寺 神奈川のパワースポット-彼岸花のお寺としても有名-イパネマおやじ
- 西方寺は、神奈川県横浜市港北区にある真言宗のお寺です。新幹線の行き交う新横浜駅から、横浜市営地下鉄に乗り2駅目の「新羽駅」で下車して、幹線道路を西の方へ歩いて行くと7分程で西方寺が見えてきます。参道正面に見える山門と本堂の屋根が、とても珍しい茅葺き屋根というのが貴重です。
- 西方寺のある新羽(にっぱ)という珍しい名称は、鶴見川の舟運で荷物の積み下ろしをした「荷場/にば」→「にっぱ」へ転じたとする説や、「新」は開墾地「羽」は端の意で、丘の端を切り開いた場所だとするなど諸説があります。花の寺として知られ、四季折々の花木を楽しむことができます。特に、秋になると参道から境内全体に、見事な白色、黄色、赤色のヒガンバナ(曼殊沙華)が咲き揃うことでも有名です。
西方寺のある近隣の街並み:新横浜駅周辺や日産スタジアム
参道から山門を望む:
鐘楼:珍しい茅葺の屋根
山門と本堂:
子宝安産と治水の御利益
西方寺の御本尊
阿弥陀如来坐像:神奈川県の指定重要文化財。
西方寺のご利益
子宝安産、治水
境内社 または遺跡(建造物など)
- 山門:江戸末期に建立された四脚門で、横浜市の文化財指定。
- 観音堂大悲閣:十一面観音菩薩が安置されている。(子宝安産、治水の仏様)
西方寺の由緒
- 西方寺は、醍醐三宝院座主、奈良東大寺別当の勝賢僧正が開山。建久5年(1190)鎌倉笹目ケ谷に創建したとされます。そして、北条重時が忍性(良観房)を招き、鎌倉極楽寺を創建するに当たり極楽寺の一山の中に移転されました。
- 極楽寺は隆盛を極めた広大な大伽藍でしたが、足利氏の時代となり極楽寺は衰退して明応4年(1495)に、継眞が開山となり現在の地新羽へ移転されました。現在の本堂は江戸時代の享保6年(1721)、鐘楼は宝永5年(1708)、山門は弘化年間にそれぞれ建立されています。
備考
- 横浜七福神の恵比寿神:横浜市港北区にある6ケ寺及び弁天堂に祀られている七福神を巡る。
- 旧小机領三十三所子歳観音霊場15番、武相不動霊場9番、関東百八地蔵霊場87番
西方寺の基本情報
- 名称:補陀洛山 / 安養院 / 西方寺 / 真言宗系単立
- 所在地:神奈川県横浜市港北区新羽町2586
- アクセス:【電車・バス】横浜市営地下鉄ブルーライン「新羽駅」より徒歩7分。
- 駐車場:なし
- 主催ホームページ:コチラ より