西生田杉山社 神奈川のパワースポット-旧五段田村の鎮守-イパネマおやじ
- 西生田杉山社(にしいくたすぎやましゃ)は、神奈川県川崎市多摩区西生田に鎮座する神社です。小田急線の読売ランド前駅から軽い坂道を5分程上った丘の上に鎮座しています。
- 駅近くにある、よみうりランド行きのバス停には、イベントがあると多くの若者が行列をつくっています。因みに、京王相模原線からは「京王よみうりランド駅」で下車すると最寄り駅になります。駅前から遊園地入園口までを結ぶ「ゴンドラ」に乗れば7~8分で到着です。
最寄り駅の小田急線「読売ランド前駅」:駅前の商店街
坂道の参道:
鳥居:境内側より
境内入口より社殿を望む:
社殿:本殿(左)・拝殿(右)
拝殿:奥には本殿が隣接する
拝殿前には1対の狛犬さん:
境内社:鹿島社
掲示板:ご由緒
旧五段田村の鎮守
西生田杉山社の御祭神
日本武尊(やまとたけるのみこと)
西生田杉山社のご利益
勝負運:
出世開運:
仕事運向上:
境内社 または遺跡(建造物など)
鹿島社:
例祭日:9月20日前後の祝祭日
西生田杉山社の由緒
創建年代は不詳だが、慶長18年(1613)再建の棟札が残っていることから、江戸時代以前の創建だったことがうかがわれます。江戸時代には、五段田村の鎮守として祀られていました。
当社の掲示による由緒:
- 鶴見川沿いとその周辺のみに多く分布する杉山神社は遠く天太命(アメノフトダマノミコト)を祖とする古代の名族忌部(インベ)氏の阿波の一族が房総に移住して安房神社を祀り、さらに白鳳三年(六七四年)都築の丘に創始した杉山神社が祖とされる。その後都筑郡唯一の式内社とされ、その霊験をもって当時の主に都筑郡と橘樹群に多数勧請された。
- 当杉山社はそのうちの一社とされ、創建の時期は不明であるが、江戸時代に編纂された新編武蔵風土記稿によれば、「当社勧請の年代を詳にせず、古棟札に慶長十八年(一六一三年)卯月一日領主本田佐渡守再造のよしをしるしたれば、これより先に勧請せしことしるべし」とあるので、江戸時代より以前に勧請されたことがわかる。
- 郷土の伝承では、八幡太郎義家(一〇三九~一一〇六)が奥州征伐のため、この土地を通過する際、神託により当社を建てたという。その後、鎌倉時代 枡形山城主 稲毛三郎重成(?~一二〇五)が厚く崇敬したとのことである。
新編武蔵風土記稿による由緒:
- 杉山社 村の西丘の上にあり村の鎮守にて観音寺の持なり勘定の年代を伝えず、本地不動の木造を神体とす立身にして長二尺五寸余、本社は一間四方にて宮作なり覆屋三間四方東に向かう、それより十歩へだてて鳥居をたつ、それより日田の方一町ばかりして西へ折れて石階七十余級あり祭礼は年々九月二十日当社勧請の年代を詳にせず、古棟札に慶長十八年卯月一日、領主本田佐渡守再造の由をしるしたれば、それよりさきに勧請せしことしるべし其後慶安二年の棟札には領主市岡太左衛門本田四郎兵衛とあり又寛文九年の棟札に市岡五左衛門本田善之助とあり天和四年のには市岡五左衛門一人をしるせり
- 末社鹿島社 本社に向かって右にある小祠なり石にて作る (※ 一部かな遣いを変換)
西生田杉山社の基本情報
- 名称:西生田杉山社 / 杉山社(正式社号)
- 所在地:神奈川県川崎市多摩区西生田3ー3ー2
- アクセス:【電車】小田急線「読売ランド前駅」徒歩5分。
- 駐車場:なし
- 主催ホームページ(神奈川県神社庁):コチラ より