御霊神社 神奈川のパワースポット-鳥居の前を江ノ電が走る神社-イパネマおやじ

本殿

御霊神社は、神奈川県鎌倉市長谷にある神社です。鎌倉始祖の鎌倉権五郎景政を祀った神社です。創建当初は鎌倉近辺には大庭、梶原、長尾、村岡、鎌倉という平氏五家があり、この五家を祀る神社として五霊神社が創建されました。その後、社名は御霊神社となり武勇伝で名高い当地の領主鎌倉権五郎景政が御祭神となりました。景政の命日9月18日は例大祭で、鎌倉の奇祭といわれる「面掛行列」が催されます。

小泉今日子さん主演のテレビドラマ「最後から二番目の恋」のロケ地としても有名ですね。

由比ガ浜海岸

近くには由比ガ浜海岸

参道から鳥居を望む

参道から鳥居を望む

鳥居の前を江ノ電が走る

鳥居の前を江ノ電が走る

鳥居と江ノ電

パワースポット仕切り大

鳥居の前を江ノ電が走る

御霊神社の御祭神

鎌倉権五郎景政:

御霊神社のご利益

眼病平易、除災招福、縁結び

境内社

  • 稲荷社:宇迦之御魂神が祀られている。
  • 秋葉神社:火之迦具土(火防の神)を祀ってある。
  • 祖霊社:日清、日露、第二次大戦における坂ノ下町の英霊が祀られている。
  • 御嶽社:長野県の御嶽神社の三神を祀ってある。

パワースポット

袂石・手玉石:重さ約60kgあり御祭神景政が手玉にとって、袂に入れたという。神霊を宿すとされる。

パワースポット仕切り大

御霊神社の由緒

  • 平安時代に鎌倉から湘南一帯を治めていた鎌倉権五郎景政を御祭神とする神社です。創建は平安時代後期とされ、鎌倉権五郎景政は桓武平氏一門で、鎮守府将軍平良文を祖父に持つ武将です。父の鎌倉権守景成の代に、相模国鎌倉(現在の鎌倉市周辺)を領したことから鎌倉氏を名乗ったとされます。
  • 源義家が奥州を平定した後三年の役(1083~1087)に、初陣16歳で出陣した景政は、右眼を矢で射抜かれたが怯むことなく、反撃して相手を討ち取ったとされます。一族の三浦為継に頼んで眼に刺さった矢を抜いてもらう際、三浦為継が景政の顔に足を掛けた時に「弓に当たって死するは武士の本望だが、土足をもって顔を踏むとは耐え難き恥辱」かくなる上はお前を切る!とばかりに三浦為継に切りかかろうとした。これを聞いた三浦為継は言葉を失い、膝をかがめて手で押さえて矢を抜いたとされる。この武勇伝により、景政は武士の鑑と称えられた。

備考

  • 面掛行列:県の無形民俗文化財に指定されている行事。例大祭の日、鎌倉権五郎景政の命日9月18日に、男性が鬼や天狗の面、女性が妊婦や産婆の面を付けて練り歩く行事。
  • 鎌倉江の島七福神:福禄寿が祀られている。

御霊神社の基本情報

  • 名称:御霊神社(鎌倉権五郎神社)
  • 所在地:神奈川県鎌倉市坂ノ下4ー9
  • アクセス:【電車】江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩5分、「極楽寺駅」から徒歩8分。
  • 駐車場:なし(近隣の有料駐車場を利用)
  • 主催ホームページ(鎌倉市観光協会):コチラより

パワースポット仕切り大