鎌倉大仏高徳院 神奈川のパワースポット-圧倒的な存在感のある仏像-イパネマおやじ
鎌倉大仏高徳院は、神奈川県鎌倉市長谷にある浄土宗の寺院で、正式名は大異山 高徳院 清浄泉寺(せいじょうせんじ)です。江ノ島電鉄・長谷駅から徒歩で10分程の場所にあり、途中には長谷寺や数多くの寺社、史跡があります。個人のご利益を願うスポットではありませんが、世の平和と安泰を願う場所で、鎌倉のシンボルとして多くの参拝者や観光客が訪れます。
高徳院 仁王門(山門)
手水舎
平日でも多くの参拝者で賑わう 外国人の観光客が目立つ
左:大仏さまの背面 仏像の胎内に入れる(現在はコロナ感染拡大防止のため休止中)
藁草履(わらぞうり):巨大サイズで180cm 45kgもある
観月堂:金色に輝く聖観音菩薩像が安置 鎌倉三十三観音霊場23番札所
世の中の平和を願うパワースポット
高徳院の御本尊
銅造阿弥陀如来座像(大仏様):青銅製の大仏。国宝に指定されている。
高徳院の御利益
- 個人の御利益が対象ではないが、世の中が善に向かい国家の平和に感謝するスポット。
- 長寿・極楽往生:
境内の遺跡
- 観月堂:鎌倉三十三観音霊場23番札所。堂内には、金色に輝く聖観音菩薩像が安置されている。
- 仁王門:仁王像が守護する山門。仁王尊(金剛力士)は、災厄除け・身体健全の守護神。
- 礎石:創建時の大仏像は、大仏殿とよばれる建物の中にあったが、自然災害で倒壊しています。その建物の基礎となっていた石。
- 藁草履:長さ180cm、重量45kgの巨大な草履。大仏様に履いていただき、全国行脚してほしいと願い、茨城県久慈郡の子供会が制作・奉納したもの。
- 与謝野晶子の歌碑:鎌倉大仏を詠んだ歌碑。他にも多数立っている。
パワースポット
- 鎌倉大仏:国宝・阿弥陀如来像。巨大な像は圧倒的な存在感があり、
- 大仏道:境内の森林の中を歩く散歩道がある。緑が豊かで水の流れもあり、気持ちが癒されるスポットです。
鎌倉大仏殿高徳院の由緒
- 鎌倉のシンボルともいうべき、大仏様を本尊とする有名な寺院であるにもかかわらず、由緒などの詳細な部分は不明のままです。源頼朝の侍女であったといわれる稲多野局が発起して、僧浄光が民間からの零細な資金を集めて建立したとされる。初めは木製の像で、歴仁元年(1238)に着工して数年後に完成したが、その後自然災害により倒壊した。再び勧進して、現在のような青銅像の建立が開始されたのは慶長四年(1252)で、誰が原型作製したのかは資料が残っておらず不明です。創建当時は大仏殿を造り、仏像を屋内に安置したとされる。その後も数度の災害に見舞われ復興したが、明慶七年(1498)の海潮に流失したのを最期に、大仏殿は再興せず露像として現在に至っています。
- 鎌倉三十三観音霊場23番:江戸時代に成立した鎌倉三十三箇所を基にして、大正時代に成立したとされます。鎌倉市中心部(旧鎌倉町)を対象とした三十三観音菩薩を巡拝する。
鎌倉大仏殿高徳院の基本情報
- 名称:大異山 / 高徳院 / 清浄泉寺
- 所在地:神奈川県鎌倉市長谷4ー2ー28
- アクセス:江ノ島電鉄「長谷駅」徒歩10分、江ノ島電鉄バス・京浜急行バス「鎌倉駅」「藤沢駅」より乗車「大仏前」下車
- 駐車場:なし(近隣の有料駐車場を利用)
- 主催ホームページ:コチラより