溝口神社 神奈川のパワースポット-旧溝口村と溝口宿の鎮守-イパネマおやじ
- 溝口神社(みぞのくちじんじゃ)は、神奈川県川崎市高津区溝口に鎮座する神社です。JR南武線「武蔵溝ノ口駅」と東急電鉄田園都市線「溝の口駅」から歩いて5分程の場所にあります。ここ、川崎市高津区は縦長の川崎市の中央辺りで、この10年間の再開発により大変化を遂げた街です。渋谷から東急田園都市線で14分で、多摩川を渡ると間もなく溝の口駅に到着です。JR南武線に乗り換え南に向かうと、20分程で川崎市の中心地域です。
- 参拝した当日は、今年のお正月早々だったので、新年の参拝に訪れた人々で長い列が出来ていました。国旗も掲揚され、お守り・お札の授与所にも列ができる賑わいでした。
- 繁華街と大型のショッピングモールが密集するエリアから、少し外れると歴史も自然も豊富に残っています。溝の口は、江戸時代から多摩川の宿場町として栄えてきました。江戸時代の庶民に人気のあった「大山詣」への大山道の拠点としても栄えてきました。大山道は、津久井街道と共に静岡茶や秦野のタバコ、相模原の鮎などを江戸に運ぶ重要な街道でもありました。
最寄りのJR武蔵溝ノ口駅:駅前の風景
溝口神社鳥居:
参道から社殿を望む:
社殿の側面より望む:
御神木:親楠(上・下)とおみくじ掛け
境内社:稲荷神社
長寿ケヤキ(上・下):樹齢500年以上と推察される古木
垂乳根の銀杏と歯固め塚
子楠(上・下):上記の親楠を株分けした楠
社務所:
お守り・お札授与所:
川崎の祈願所として崇敬を集める
溝口神社の御祭神
天照皇大神
溝口神社のご利益
安産・子育て:
縁結び:
家内安全:
境内社 または遺跡(建造物など)
稲荷神社:
パワースポット
御神木:長寿ケヤキ
備考:「川崎の祈願所」として崇敬を集める。
例祭日:9月15日 前後の土・日曜日
溝口神社の由緒
当社の掲示による由緒:
- 神社の創立年代は定かではありませんが、神社保存の棟札よれば、宝永5年(1709年)武州橘樹郡稲毛領溝口村鎮守、赤城大明神の御造営を僧・修禅院日清が修行したと記されております。江戸時代は神仏習合に よりまして、溝口村の鎮守・赤城大明神と称されておりました。
- 明治維新後、神仏分離の法により、溝口村(片町・上宿・中宿・下宿・六軒町・六番組)の総鎮守として祀るべく新たに伊勢神宮より御分霊を奉迎し、御祭神を改め溝口神社と改称、更に明治6年(1873年)幣帛共進村社に指定されました。
- 今日では、伊勢神宮の分霊社として川崎市内で最も尊い神社の一社として広く信仰を仰いでおり、開運・厄除けをはじめ安産・子育て、縁結び、家内安全の御利益で広く知られております。
新編武蔵風土記稿による由緒:
- (溝の口村)赤城社
- 字上宿にあり。村の鎮守なり。勧請の年代を知らず。本社二間に三間拝殿二間。石の鳥居を建。共に巽に向ふ。神體は女神男神の二體なり。其さま男神は毘沙門に似たるものにて右手に玉を持つ、女神は辨財天の如き像。例祭は八月十五日。宗隆寺の持なり。村内の社皆同じ。
- 稲荷社。本社に向て左にあり。中宿の鎮守なり。末社とはいへど自から一社をなす。
- 番神堂。僅なる堂にて稲荷の並びにあり。
溝口神社の基本情報
- 名称:溝口神社
- 所在地:神奈川県川崎市高津区溝口2ー25ー1
- アクセス:【電車】JR南武線「武蔵溝ノ口駅」徒歩5分。東急田園都市線・大井町線「溝の口駅」徒歩5分。
- 駐車場:有り
- 主催ホームページ:コチラ より