大山阿夫利神社 神奈川のパワースポット-関東総鎮護の神社-イパネマおやじ

下社社殿

大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)のある大山は雨が多いので、「雨降山(あふり山)」とも呼ばれ雨乞いの霊山でもあります。古来より周辺の人々により篤く信仰されてきました。国の護りの山・神の山として崇敬を集め、海上からは羅針盤として海洋の守り神、そして大漁の神として庶民信仰の中心として現在に至っています。

大山の山頂は、県内で最初にご来光が拝める場所として有名で、多くの人が訪れます。元旦は、ケーブルカーの始発が早朝5時から運転されるそうです。山頂は勿論のこと大山阿夫利神社下社の境内からも「初日の出」を見ることができます。(平地より冷え込みが厳しいので防寒対策は万全にしましょう)下社までは、参道を登るか大山ケーブルカーに乗っても行けます。山頂・本社へは、片道1時間半程の本格的な登山道なので、十分な装備をして出かけましょう。

大山阿夫利神社の地図

大山ケーブルカー 運転時刻と地図画像は同社ホームページより引用

参道

下社へは大山ケーブルカーでも行けるが、参道を歩いて登るとより山の気を頂ける。

下社までケーブルカーで行ける

下社まではケーブルカーでも行けます。

下社の鳥居

下社の鳥居

大山名水

大山名水:お水取りスポット。下社拝殿の脇から入れる。

浅間社

境内社:浅間社

菅原社

境内社:菅原社

夫婦杉

夫婦杉:夫婦和合のパワースポット。大山山頂への登山道の途中にある。

本社

本社:山頂付近にあり、本社の横から相模湾や相模平野が一望できる。

山頂

大山山頂:山頂は1253mの高さがあり周囲を一望できるパワースポット。

パワースポット大

関東総鎮護の神社

大山阿夫利神社の御祭神

  • 大山祇大神(おおやまつみのおおかみ):本社に祀られている。富士山の御祭神「木花咲耶姫」の父君であり、山の神や水の神として信仰されている。
  • 大雷神(おおいかずちのかみ):奥社に祀られている。日本書記に記されている雷の神様で、古来より火災や盗難除けの神として信仰されていて、神仏習合時代には大天狗とも呼ばれていた。
  • 高龗神(たかおかみのかみ):前社に祀られている。日本書紀に記されている水神様で、古来より「祈雨」や「止雨」の神として信仰されていて、神仏習合時代には小天狗とも呼ばれていた。「山の上の龍神」を意味をして、貴船神社の御祭神として有名。

大山阿夫利神社のご利益

開運、招福、金運、立身出世、学業成就、厄除け、健康長寿

境内社

  • 浅間社:阿夫利神社本殿の左側にある摂社。富士山の御祭神「木花咲耶姫神」を祀ってある。
  • 菅原社:阿夫利神社本殿の左側にある摂社。天神様とも呼ばれ、学問の神様として広く崇敬されている菅原道真公、天菩日命(あめのほひのみこと)を御祭神として祀られている。亀戸天満宮の氏子でもあり、学業成就・受験合格のご利益があるとされる。

パワースポット

「出世山」と呼ばれ、山全体に大地の浄化パワーがみなぎる、龍穴パワースポットです。かって源頼朝が必勝祈願で刀を納めた逸話から、立身出世、厄除け、健康長寿などのご利益があるとされています。

パワースポット大

大山阿夫利神社の由緒

  • 大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)は、創建の時期は不明とされていますが「延喜式神名帳」に記載されている、相模国の式内社13座の1座です。明治維新によって、神仏分離の政策により「雨降山大山寺」と分離されて県社になっています。
  • 江戸時代に人々が「講」という組織を作り、大山に参拝する「大山詣り」が庶民の間で盛んになり年間数十万人にも及んだといわれます。当時から大山がいかに身近な存在であったことがうかがえますね。当時の様子は古典落語の題材や浮世絵に好んで描かれました。
  • 山頂付近には、縄文時代の人達が祭ごとに使ったとみられる土器片が多数出土しています。古来より信仰の場所だったようです。

大山阿夫利神社の基本情報

  • 名称:大山阿夫利神社
  • 所在地:神奈川県伊勢原市大山12
  • アクセス:【電車】:小田急線「伊勢原駅」下車、北口より神奈川中央交通バス、4番線大山ケーブル駅行き乗車30分程、終点で下車。徒歩15分の「大山ケーブル駅」からケーブルカー6分で終点「阿夫利神社駅」より徒歩3分。
  • 【自動車】:小田原厚木道路「伊勢原IC」より30分程。東名自動車道「厚木IC」、「中井IC」より30分程。
  • 駐車場:有り(有料)
  • 主催ホームページ:コチラから

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