龍口寺 神奈川のパワースポット-藤沢七福神の毘沙門様-イパネマおやじ
- 龍口寺は、神奈川県藤沢市片瀬にある日蓮宗の本山です。竜口寺と表記される場合もあります。日蓮宗の名刹で、日蓮宗49本山の一つです。多くの人が行き交う、江ノ島電鉄の「江ノ島駅」または湘南モノレールの「江の島駅」から徒歩で3分程の場所にあります。近くには、江ノ島巡りや新江ノ島水族館、夏には江ノ島海岸で海水浴など多くのレジャースポットがあり東京から日帰りでも楽しめる人気スポットでもあります。
- 龍口寺では、毎年9月11~13日には龍口寺法難会の法要が開催され、12日の夕刻からは万灯練り供養が行われます。そして、12日18時と13日零時の法要後には、ぼた餅撒きが堂内で行われます。これは、日蓮聖人が処刑のため龍ノ口に連行される途中で尼がぼた餅を献じたことに由来した行事です。近在講中の人達により、万灯が泰安され、門前には夜店が立ち並び多くの人で賑わいます。
龍口寺のある湘南を走る江ノ電
仁王門:龍口寺の山門
境内の建物には多くの木造彫刻が施されている:
日蓮上人像:右手は鐘楼堂
仏舎利塔:
仏舎利塔の中に安置される金色の釈迦の座像:
五重塔:神奈川県唯一の木造五重塔 藤沢市指定重要文化財。
藤沢七福神の毘沙門天さま
龍口寺の御本尊
三宝尊:法華宗・日蓮宗の本尊。仏・法・僧の三宝を祀るための仏像。
龍口寺のご利益
厄除け、災難除け
境内社 または遺跡(建造物など)
- 浄行菩薩像:法華経に出現する菩薩。
- 鐘楼:国の登録有形文化財に指定。
- 五重塔:明治43年(1910)建立。神奈川県唯一の本式木造五重塔。神奈川建築物百選に選定。
- 経八稲荷堂:天然の岩屋の中に造られている。中に菩薩像を安置。
- 経八稲荷堂:地元の八体の守護神の一つ。
- 七面堂:七面天女を祀る。堂の前に龍の石像が置かれている。
龍口寺の由緒
- 鎌倉時代の後期、当時の国内は疫病や飢餓に多くの人々が苦しめられ、更に内乱や蒙古の襲来などがあり治安は乱れていました。そこで日蓮聖人は、法華経に基づく諸経・諸宗の統一をして正法を広めるべきと主張した「立正安国論」を唱え、鎌倉幕府に上程しました。ところが、これは幕府を批判するものだとして捕らえられてしまいます。
- 幕府に捕らえられた日蓮聖人が、文永8年(1271)に龍ノ口の刑場で処刑されそうになりましたが、奇跡的に難を逃れることができました。日蓮聖人の没後、日蓮聖人が捕らえられ龍ノ口で処刑されかけた「龍ノ口法難」の霊跡地に、直弟子の日法上人が延元2年(1337)に、「龍ノ口法難の霊跡」としてお堂を建立し、自作の日蓮聖人像と首の座の敷皮石を安置したのが、寂光山龍口寺創建の由来です。
龍口寺の基本情報
- 名称:寂光山 / 龍口寺 / 日蓮宗
- 所在地:神奈川県藤沢市片瀬3ー13ー37
- アクセス:【電車・バス】江ノ島電鉄「江ノ島駅」徒歩3分。湘南モノレール「湘南江の島駅」徒歩3分。小田急・江ノ島線「片瀬江ノ島駅」徒歩15分。
- 駐車場:有り(10台程に限られる)
- 主催ホームページ:コチラ より