赤塚氷川神社 東京のパワースポット-旧上赤塚村鎮守・氷川御霊合社-イパネマおやじ

社殿

赤塚氷川神社(あかつかひかわじんじゃ)は、東京都板橋区赤塚に鎮座する神社です。板橋区の北部にあり、北側には都営三田線高島平駅、南側には地下鉄成増駅があります。住宅街の中にあり、駅前には商店街もあり全体には閑静な住宅街が連なっています。

御祭神の一柱、藤原広継命の名前に関して、「藤原広嗣」と記載されている文献もありますが、このページでは「東京都神社庁」の掲示にある「藤原広継」として記載しています。

成増駅

最寄り駅の成増駅:駅前の風景

成増駅前の商店街

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二之鳥居

二之鳥居:扁額には氷川神社と御霊神社の二社の掲示、かって氷川御霊合社と称された歴史を伝えている

富士塚

富士塚の鳥居:二之鳥居近くにある

富士塚

富士塚:明治時代の初期頃から築かれたとされる。板橋区文化財指定

里宮

富士塚里宮:鳥居の左手に鎮座

奥宮

富士塚奥宮:山頂に鎮座する

参道から社殿

二之鳥居をくぐり参道を進む:

狛犬

狛犬:拝殿前の一対

境内社

境内社:三峯神社、疱瘡神社、大山阿夫利神社、白山神社、榛名神社、八幡神社・赤塚神社の相殿(左より)

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 旧上赤塚村鎮守・氷川御霊合社

赤塚氷川神社の御祭神

素戔嗚尊(氷川之神)

藤原広継命(御霊之神)

赤塚氷川神社のご利益

厄災除け:

病気平癒:

病魔退散:

諸願成就:

境内社 または遺跡(建造物など)

三峯神社、疱瘡神社、大山阿夫利神社、白山神社、榛名神社、八幡神社・赤塚神社(神明社)の相殿

パワースポット

御神木:古木・赤塚乳房大神は樹齢1800年の欅の木。

備考:毎年2月10日に催される「田遊び」は、板橋区登録無形民俗文化財となっている。同じ板橋区内の赤塚諏訪神社と徳丸北野神社の「田遊び」も、国指定重要無形民俗文化財と板橋区登録無形民俗文化財として有名。

例大祭:9月12日

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赤塚氷川神社の由緒

赤塚氷川神社は、近代社格では村社で上赤塚神社と呼ばれます。室町時代の長禄元年(1458)、赤塚城主の千葉介白胤が大宮氷川神社の分霊を勧請し、当地に祀ったのが創祀と云います。

「新編武蔵風土記稿」には「氷川御霊合社」として、旧上赤塚村の鎮守だったとある。寛政7年(1795)銘の石鳥居に掲げられた扁額には、氷川神社と御霊神社の社号が併記されている。氷川神社が素戔嗚尊、御霊神社が藤原広継をそれぞれ御祭神としたと云います。

御祭神の一柱、藤原広継は奈良時代の貴族で、大宰府で反乱を起こしたが、朝廷軍に敗戦し処刑された。その後、殺害された広継の怨霊が現れるようになり、祟りを恐れた朝廷は恐れ神として祀るようになった。それでも、悪霊は収まらず悪霊を鎮めるため、吉備という陰陽道に通じた人物が説得すると霊はやすまり神になったと云います。なぜ、大宰府や京都から離れた関東のこの地に祀られているかは定かでないようです。

当社の掲示による由緒:

御祭神は素盞嗚命、藤原広継命。

長禄元年(1457)に赤塚城主千葉介自胤が武蔵一宮氷川神社から御分霊を勧請したといわれています。御霊神社の由緒については不詳です。

文政十一年(1828)成立の『新遍武蔵風土記稿』には「上赤塚村 氷川御霊合社 村の鎮守なり 清凉寺持」とあって、江戸時代には清凉寺 が別当として社務にあたり、旧上赤塚村の鎮守として村民から崇敬を集めていたことが記されています。 安政四年(1857)正月に、本殿が再建され、さらに明治十四年(1881)八月には拝殿が新築されるなど、幕末から明治時代にかけて神社として整備が行われています。(境内の掲示より)

なお、拝殿が新築された際には、それを記念して祭礼(奉祝祭)が斎行されましたが、その時の様子を描いた絵馬が明治十六年に村民から奉納されました。この祭礼図絵馬を始め、当社所蔵の絵馬・扁額は平成二十二年度に板橋区の登録有形文化財 となりました。また、本社の裏手には、元治元年(1864)に氏子によって奉納された「御嶽山座王権現」碑が建てられた木曽御嶽塚があり、平成二十七年度に区登録記念物となっています。

東京都神社名鑑による由緒:

不詳。古老の伝承によれば、赤塚の領主千葉介自胤長禄年間(一四五七-六〇)武州一之宮氷川神社に詣で、その分霊を乞い、当地に鎮座せしものという。その後、永く社殿廃毀に帰し、安政四年(一八五七)正月氏子の協力により本殿を再建し、明治十四年八月拝殿を新築。

赤塚氷川神社の基本情報

  • 名称:赤塚氷川神社
  • 所在地:東京都板橋区赤塚4ー22ー1
  • アクセス:【電車】東武東上線「成増駅」徒歩15分。東京メトロ有楽町線・副都心線「地下鉄成増駅」徒歩15分。都営地下照三田線「西高島平駅」徒歩20分。
  • 駐車場:なし
  • 主催ホームページ(東京都神社庁):コチラ より

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