波除稲荷神社 東京のパワースポット-例祭のつきじ獅子祭が有名-イパネマおやじ
- 波除神社(波除稲荷神社)は、東京都中央区築地にある神社です。正式名の社号は「波除稲荷神社」ですが、当社では「築地・波除神社」と称することが多いようです。
- 隣接する程近くには、築地場外市場があります。元々、日本橋にあった市場を関東大震災後に築地に移したのが始まりです。メインの市場を補完する店舗が、現在の場所に集まり都内最大の問屋街に発展したのが場外市場となりました。
- 築地市場は、1935年から長く使用されてきましたが、老朽化や近年のニーズに対応するために江東区豊洲へ移転を決めました。2018年に豊洲への移転が完了して、豊洲市場が開場しています。
近くにある築地場外市場:
合祀舎:天照大神、大国主命、少彦名命、天日鷲命の4柱を祀る。
厄除天井大獅子:
社殿:
お歯黒獅子:弁財天社に祀られている
活魚塚:東京築地魚市場活物組合が寄進
築地の鎮守
波除神社の御祭神
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
波除神社のご利益
厄除け:
災難除け:
開運招福:
航海安全:
境内社 または遺跡(建造物など)
弁財天社:弁財天が祀られている。社内にはお歯黒獅子が鎮座。
獅子殿:厄除天井大獅子が鎮座。
七福殿:毎月7日の七福詣りにお参りする。
合祀舎:天照大神、大国主命、少彦名命、天日鷲命の4柱を祀る。
例祭日:6月10日に近い金・土・日曜。例大祭は、つきじ獅子祭が催される。
波除神社の由緒
- 創建は江戸時代前期の万治年間(1658~1661)と云われています。江戸城増築と共に始まった、埋立て工事は困難を極めたのが、築地一帯の海域でした。堤防を築いても、幾度も激しい波にさらわれ工事は進みませんでした。万治2年に或る夜、海面を漂う光る物あり、船を出して近付いてみると、立派な稲荷大神の御神体でした。すぐに、現在の地に社殿を造り、稲荷大神を祀ったところ波風がおさまり、工事はやすやすと進み埋め立てが完了しました。
- 人々は、誤神徳のあらたかさから稲荷大神に「波除」の尊称を奉り祀ったと云います。その後、巨大な獅子の頭が奉納され、それを担いでまわる「つきじ獅子祭」が、現在に伝承される例祭となりました。
- 当社の掲示による由緒:
- 明暦の大火の埋立工事で困難を極めたのが、築地海面でした。堤防を築いても築いても激波にさらわれてしまうのです。或夜の事、海面を光りを放って漂うものがあり、人々は不思議に思って船を出してみると、それは立派な稲荷大神の御神体でした。皆は畏れて、早速現在の地に社殿を作りお祀りして、皆で盛大なお祭をしました。ところがそれからというものは、波風がピタリとおさまり、工事はやすやすと進み埋立も終了致しました。萬治2年(1659)の事です。
波除神社の基本情報
- 名称:波除神社
- 社号:波除稲荷神社
- 所在地:東京都中央区築地6ー20ー37
- アクセス:【電車】東京メトロ日比谷線「築地駅」より徒歩7分。都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」より徒歩5分。
- 駐車場:なし
- 主催ホームページ:コチラ より