鎧神社 東京のパワースポット-祭神は平将門公-イパネマおやじ
- 鎧神社(よろいじんじゃ)は、東京都新宿区北新宿に鎮座する神社です。北新宿はJR新宿駅や都庁のある西新宿から、さらに大久保を経て中野に近い場所にあります。西新宿の高層ビル街の延長で、近隣は近代的な新しいビルが立ち並ぶ一角に鎧神社があります。
- 北新宿の地名の由来は平安時代中期に、柏木右衛門が平忠常・忠頼兄弟を討った功により、この地を与えられ居を構えたのが柏木の地名の由来といわれます。1932年に淀橋町が東京市に編入され東京市淀橋区柏木が誕生しています。その後、住居表示が改正され、元の柏木2~5丁目が北新宿になっています。当時の景色は想像もできませんが当時の人々が見たら”さぞや”驚くでしょうね。現在は、都内でも有数の副都心として行政・経済の中心地となっています。
神社の近くの北新宿の風景:
拝殿:横から望む
神楽殿:
天神社:
合祀殿:稲荷神社・三峯神社・子の権現を合わせ祀る
平将門公の鎧を埋めたことに由来する
鎧神社の御祭神
日本武尊(やまとたけるのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
小彦名命(すくなひこなのみこと)
平将門公(たいらのまさかどこう)
鎧神社のご利益
開運招福:
商売繁盛:
厄除け:
境内社 または遺跡(建造物など)
- 天神社:元天神とも呼ばれる。成子天神社の元の神社であったことから元天神と称する。
- 合祀殿:稲荷神社、三峯神社、子の権現を合わせ祀る。
備考:よろい幼稚園(境内に併設)
例祭日:9月吉日
鎧神社の由緒
- 当社の掲示による由緒:
- 当社の創建は、約千百年前に遡ります。 醍醐天皇の時代(898~929)、理源大師の徒弟である 筑波の貞崇僧都、行基作と伝えられる薬師如来像がこの地に祀られ、円照寺が創建されました。 当時は神仏習合といって、神社とお寺が密接につながっていた時代でした。 その際、寺の鬼門鎮護のため当社が創建されたと伝えられています。
- また創建以前から、この地は一つの伝説が伝えられていました。 それによると、武の神様として名高い日本武命が天皇の命によって東国の平定に向かったとき、当地に甲冑六具を蔵めた(しまいかくした)というのです。
- 鎧にまつわる話はこれだけではありません。 天慶三年(940)、関東に威をとなえていた平将門公が藤原秀郷によって討たれると、この地の人々はその死を悼み、天暦元年(947)、将門公の鎧もまた当地に埋めたと言われています。
- また一説によると、将門公を討った後、重病となった藤原秀郷が、 将門公の神霊の崇りであると恐れ、薬師如来を本尊とする円照寺に参詣し、将門公の鎧を埋め、祠を建ててその霊を弔ったところ、 病気がたちまち治ったと言われます。 それを聞いた人々はその御神徳に恐れ畏み、以後、村の鎮守の社として近隣の尊崇をうけてきたと伝えています。 これらのことから、「鎧」の社名が起こったと伝えられています。
- 伝説の社として、今も静かに人々の暮らしを護られています。
- 新編武蔵風土記稿による由緒:
- 鎧明神社
- (柏木)村の鎮守なり。平将門滅亡の後其鎧を祭りしと云。或は秀郷着領の鎧を祭りしとも云傳ふ。円照寺持下同じ。
- 末社。稲荷、三峰。
- 天神社。
- 寛文年中本社を成子町へ移し(成子天神社)ければ、ここは元天神と云。(新編武蔵風土記稿より)
鎧神社の基本情報
- 名称:鎧神社
- 所在地:東京都新宿区北新宿3ー16ー18
- アクセス:【電車】JR総武線「大久保駅」より徒歩12分。JR総武線、都営地下鉄大江戸線「東中野駅」より徒歩15分。
- 駐車場:なし
- 主催ホームページ:コチラ より