井草八幡宮 東京のパワースポット-杉並区善福寺にあるパワースポット-イパネマおやじ

拝殿
  • 井草八幡宮(いぐさはちまんぐう)は、東京都杉並区善福寺に鎮座する八幡宮です。西武新宿線の上石神井駅とJR中央線の西荻窪駅の中間あたりに鎮座しています。青梅街道と早稲田通りが交差する井草八幡前交差点の角に位置しています。
  • 近くを流れる善福寺川は、善福寺池の湧水を水源として、杉並区内の中央を東南方向へ流れる一級河川です。流域には古代遺跡が残され、明治、大正までは農産物を生産してきました。やがて昭和初期の頃になると、高台の景勝地には別荘、高級住宅が建てられるようになりました。その後、戦後になると流域は埋め立てられて公園、緑地など区民の憩いの場に変わっています。また、農地は宅地化され都市住宅街になっています。

パワースポット小

井草八幡宮

鳥居:

井草八幡宮

楼門:

祓戸神社

祓戸神社:境内社

三宮神社

三宮神社:

井草八幡宮

神門:

狛犬さん

狛犬:

境内

パワースポット大

 井草村・上井草村の総鎮守

井草八幡宮の御祭神

応神天皇

井草八幡宮のご利益

金運、縁結び

境内社 または遺跡(建造物など)

八雲神社、稲荷社、御嶽社、三峯社、祓戸社、三宮社

備考:八幡幼稚園(境内に併設)、井草民俗資料館

例祭日:10月1日

パワースポット大

井草八幡宮の由緒

  • 創建の詳しい年代は不詳だが、その始まりは古代の聖地に神が祀られていたと見られています。当地は、善福寺川の源泉に近く、豊富な湧水があったことから古代より人々が定住していたと考えられます。当宮付近や境内の東側からは、縄文時代中期(約四千年前)の住居跡と共に土器が出土している。その中の「顔面把手付釣手形土器」は、国の重要文化財に指定されています。
  • 神社としての形を整えたのは、平安時代の末期で最初は春日神を祀っていたとみられる。文治5年(1189)に源頼朝が奥州藤原氏征討の途次、当地に立ち寄り戦勝を祈願しました。これを機に八幡宮が祀られるようになり、江戸時代までは「遅野井八幡宮」と呼ばれていました。
  • 武神としての性格が強く、文明9年(1477)に、太田道灌が石神井城の豊島氏を攻める際、当社に参拝して戦勝を祈願したと云われています。その後、江戸時代になり徳川三代将軍家光は朱印地を寄進し、江戸末期まで継続されています。本殿は、現存する杉並区最古の木造建築物で、拝殿の奥にある覆殿に納められている。
  • 10月の例祭日には、3年に1回開催される「神幸祭」、5年に1回開催される「古式流鏑馬神事」が開催されます。
  • 当社の掲示による由緒:
  • 井草八幡宮は、南に善福寺川の清流を望み、今なお「武蔵野」の面影残る秀麗の地に鎮座し古地名を冠して遅野井八幡宮とも称せられました。善福寺川の源泉である善福寺池が豊富な湧水であったことから、この付近にはかなり古くから人々が生活していたと考えられ、境内地及びその周辺地域からも縄文時代の住居跡や土器等が発見されています。
  •  当宮は創建当時、春日社をお祀りしていましたが、源頼朝公が奥州藤原泰衡征伐の際に戦勝祈願をして立ち寄ったと伝わっており、それ以来八幡宮を奉斎するようになりました。奥州平定後、源頼朝公が報賽のため手植えしたと言われる松が当宮社殿前に雌雄二本植えられておりましたが、雌松(赤松)は明治初年に枯れ、都の天然記念物であった雄松(黒松)は昭和四十七年に強風で大枝が折れ、翌年には残念ながら枯れてしまいました。(現在は、二代目の松が植えられています)
  •  源氏が八幡神を氏神として尊崇したことから武神の性格が強く、室町時代には石神井城の豊島氏征伐のため、扇ケ谷上杉家の執事太田道灌が戦勝祈願をしたとも伝えられています。江戸時代には、三代将軍徳川家光による六石余の朱印領 (将軍の朱印状によって領有を認められた土地)の給付、また寺社奉行井上正利に社殿造営をさせるなど、篤く崇敬されていました。 また、旧上井草・旧下井草は、正保二年(一六四五)以降、奥高家である今川氏の領地となり、とりわけ今川氏堯によって寛文四年(一六六四)に本殿の改築等なされ、寄進された一間四方の本殿は杉並区最古の木造建築物となり、現在も本殿として覆殿に納められています。
  •  明治以降も氏子崇敬者によって社殿の改修、境内の整備が行われ、都内でも有数の広さ(約一万坪)を誇り、現在は神社本庁別表神社に指定されています。
  • 新編武蔵風土記稿による由緒:
  • (上井草村)八幡社
  • 青梅街道の南にあり。本社は五間四方、拝殿五間に二間半南向、鳥居二基をたつ。本地弥陀の坐像長七寸なるを安ず。社領御朱印六石を附せらる。別当は勝鬼山金胎寺林光坊と云。本山派の修験にて同郡府中宿門善坊の配下なり。鎮守年代詳ならず。当村及井草村の鎮守、例祭八月十五日。

井草八幡宮の基本情報

  • 名称:井草八幡宮
  • 所在地:東京都杉並区善福寺1ー33ー1
  • アクセス:【電車・バス】JR中央・総武線「西荻窪駅」よりバスと徒歩15分。JR中央・総武線、東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」よりバスと徒歩20分。西武新宿線「上石神井駅」よりバスと徒歩15分。
  • 駐車場:有り
  • 主催ホームページ:コチラ より

パワースポット大