高円寺氷川神社 東京のパワースポット-全国唯一の気象神社がある-イパネマおやじ
- 高円寺氷川神社(こうえんじひかわじんじゃ)は、東京都杉並区高円寺にある神社です。日本で唯一の気象神社が祀られていることでも知られています。高円寺駅から、緩やかな坂を歩いていくと程なく氷川神社の入口です。
- 高円寺氷川神社が鎮座する高円寺は、東京高円寺阿波踊りで有名な街でもあります。氷川神社の例大祭に併せて開催され、高円寺の町おこしを目指して、地元の商店会や企業の有志と氏子が一緒になって開催する一大イベントです。
近くにある高円寺商店街の風景:
高円寺の近くにある馬橋公園:
高円寺氷川神社の参道から鳥居の望む:
気象神社の鳥居:
気象神社社殿:
気象神社の御籤掛:多くのてるてる坊主が掛けられていた
旧高円寺村の鎮守
高円寺氷川神社の御祭神
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
気象神社の御祭神
八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)
高円寺氷川神社のご利益
家内安全:
交通安全:
良縁成就:
就職成就:
気象神社のご利益
快晴祈願:
気象予報士の合格祈願:
境内社 または遺跡(建造物など)
稲荷神社:
例祭日:8月最終日曜日
高円寺氷川神社の由緒
- 当社の掲示による由緒:
- 江戸名所絵図によれば、その昔、源頼朝による奥州征伐時に、武藏国杉並の地に至り給り際、隋兵の中に高円寺村にとどまり、終に農民となる者あり。
- 一説によれば、村田兵部稟云々ともいわれ(因みに村田姓は高円寺の旧家なり)、その時、武蔵国大宮高鼻の本社よりの御神意の使者が同氏に伝え、この高円寺村の位置高く採松杉繁多し遠く木田を望みて風致絶佳とされる当地に社殿を建立したのが起源といわれている。従って農業の神とされている。
- 大正6年8月15日編纂の東京府豊多摩郡神社詩によれば、当社は古来、高円寺村小名原の鎮守にして旧時曹洞宗高円寺別当職として奉仕せり。高円寺は往年数回々禄の災いあり。旧記を焼火して社伝明らかならざるも口碑によれば、天文の頃、高円寺創建と同時に瓶記されたるものなりと云う。
- 明治維新後、別当職を廃し、明治7年4月3日、社格を村社に被定し、同40年5月4日、神饌幣帛料供述神社に列し、同40年12月26日、会計規則適用方指定せられたり、太平洋戦争後、即ち昭和20年8月15日以降は宗教法人氷川神社となり現在に至る。
気象神社の由緒
- 昭和23年に、全国で唯一の気象神社として当地に遷座しています。元々は旧日本陸軍の陸軍気象部の部隊内に造営されていた神社です。部隊の気象観測員が気象予報の的中を祈願したといわれています。最近は、気象予報士を目指す受験生の合格祈願や、快晴祈願などで一般的にも知られるようになりました。
- 南高円寺にある天祖神社と共に、旧高円寺村の鎮守として、古くから人々の崇敬を集めてきました。
- 当社の掲示による由緒:
- 八意思兼命は、高天原の最高司令官である高皇産霊命(たかみむすびのみこと)の子です。「八意(やごころ)」は“様々な立場から考える”を、「兼(かね)」は“兼任”をあらわし、“一人で二人以上のことができる”という意味の名前の通り、多くの人間の知恵を一同に結集させることができる「知恵の神様」です。
- 神話によると、太陽神である天照大御神が天の岩戸に隠れて世の中が暗闇になった時、岩戸を開けて天照大御神を外界に戻す知恵を考え出したのが、八意思兼命。再び世界に「太陽」を取り戻し、世の中を救うことに成功しました。このことから「気象の神様」と祀られるようになったとも言われています。
- また、八意思兼命はその名の通り『晴』『曇』『雨』『雪』『雷』『風』『霜』『霧』という八つの気象条件を司ることができるとされています。
高円寺氷川神社の基本情報
- 名称:高円寺氷川神社 / 気象神社
- 社号:氷川神社
- 所在地:東京都杉並区高円寺南4ー44ー19
- アクセス:【電車・バス】JR中央・総武線「高円寺駅」より徒歩3分。東京メトロ丸ノ内線「新高円寺駅」より徒歩12分。
- 駐車場:有り(少数台)
- 主催ホームページ:コチラ より