鶴岡八幡宮　神奈川のパワースポット-源頼朝ゆかりの神社-イパネマおやじ

鶴岡八幡宮（つるがおかはちまんぐう）は、神奈川県鎌倉市に鎮座する神社です。鎌倉駅から徒歩で１０分程の近距離にあります。週末や祝日などは多くの観光客でごった返す商店街・小町通りを抜けるか、参道である段蔓から歩いて向かいます。この二つの道は平行に連なっていて、人込みを避けるならば、参道の段蔓から行きましょう。

最寄りにある鎌倉駅：小町通り商店街

参道より社殿を望む：

舞殿：本宮への階段下にある。唐破風の入母屋造りで各種儀式を催す

旗上弁財天社：参道右手にある源平池の東の島に立つ。鎌倉七福神の一つ

本宮：扁額には八幡宮の文字

丸山稲荷社：本宮の裏手に鎮座。八幡宮遷座の前より祀られていた地主神

白旗神社：源氏の白旗に因んだ社名。北条政子が創建、源頼朝を祀る社

源氏の守護神

鶴岡八幡宮の御祭神

応神天皇（おうじんてんのう）：第十五代天皇。武士の崇敬を集め武運・勝負の神。

比売神（ひめがみ）：応神天皇の妃神。

神功皇后（じんぐうこうごう）：応神天皇の母神。

鶴岡八幡宮のご利益

勝運・仕事運上昇：

生命力・健康運上昇：

縁結び・家庭円満：

境内社または遺跡（建造物など）

丸山稲荷社：

白旗神社：源氏池にある小島で、歩いて行ける。夫婦円満・良縁・子宝の祈願石「政子石」がある。

竹内社：

若宮（摂社）：

境外摂社

今宮（新宮）、祖霊社、旗上社（弁天社）、由井若宮（元八幡）

パワースポット

大銀杏：本宮階段脇にある御神木。樹齢千年といわれる巨木、強風で倒壊したが新幹が元気に生長中。

備考：鎌倉・江の島七福神の弁財天

例祭日：９月１５日

鶴岡八幡宮の由緒

康平６年（１０６３）源頼義が奥州を平定して鎌倉に戻り、材木座に源氏の氏神として八幡宮を祀ったのが始まりと云います。その後、源頼朝が鎌倉に入府すると、京都の石清水八幡宮から分霊を由井若宮に勧請し、鶴岡八幡と称して創建されました。その後、治承４年（１１８０）に、源頼朝が鎌倉に入府すると、社殿を建立して現在の地に遷座をしました。
建久２年（１１９１）には、上下両宮の現在の構造に整えられました。鶴岡八幡宮は、関東の守護・国家鎮護の神社となり、全国の人々から崇敬を集めて、各地に八幡宮（八幡神社）が創建されています。現在の建物は、文政１１年（１８２８）の造営で、流権現造りの代表的な江戸建築です。若宮（下宮）は寛永元年（１６２４）に修復したもので、上宮と共に国重要文化財に指定されています。明治維新後に、国府中社に列格されていました。

当社の掲示による由緒：

始まりは、鎌倉幕府を築いた源頼朝公の祖先源頼義が、京都の石清水八幡宮を勧請（神様の御分霊を他の地に還し祀ること）したことです。頼義は石清水八幡宮を篤く信仰しており、源氏の氏神として八幡神を鎌倉の由比ヶ浜辺に祀りました。その後、源頼朝公が現在の地にお還しし、鶴岡八幡宮の基礎を造りました。
治承4年（1180年）、源頼朝公が初の武家政権である鎌倉幕府の拠点を鎌倉の地に構え、同年に先祖ゆかりの八幡宮を現在の場所に遷し祀ります。幕府、鎌倉、ひいては東国社会の守護神として篤い崇敬の誠を寄せたのです。
さらに、幕府の重要祭事として、放生会や流鏑馬、相撲、舞楽など今日に継承される祭事を境内でとり行いました。鶴岡八幡宮は東国社会の精神的中心、社会的中心だったのです。
八幡神を祀る神社は、全国に4万社以上あると言われています。古くより源氏の氏神とされ、「武運の神」としても全国で信仰されました。
鶴岡八幡宮では、「応神天皇」、「神功皇后」、「比売神」の三柱の神様を御祭神としてお祀りしております。
応神天皇は第十五代の天皇であり、父は仲哀天皇、母は神功皇后となります。元明天皇の和同五年に現在の宇佐神宮にお祀りされ、その後清和天皇の御代に石清水八幡宮に勧請され、後白河法皇の建久二年に当宮にお祀りされました。造船を奨め、大陸の文化を盛んに取り入れるなどの功績があります。神功皇后は仲哀天皇の皇后であり、亡くなられた仲哀天皇のご遺志を継ぎ、熊襲征伐や三韓征伐を達成し、応神天皇が即位するまでの間、政事を執り行い聖母（しょうも）とも呼ばれています。