大雄山 最乗寺 神奈川のパワースポット-天狗のパワー溢れる禅寺-イパネマおやじ
- 大雄山最乗寺(だいゆうざん さいじょうじ)は、神奈川県南足柄市にある曹洞宗の寺院です。曹洞宗の二大本山の永平寺(福井)、總持寺(横浜)に次ぐ第三位の格式を持つ禅寺です。周囲は山深く、自然に溢れる場所にあります。初春には梅、春には枝垂桜や藤、初夏にはアジサイなどが咲いて季節を問わず楽しめます。もちろん秋の紅葉も、大きな自然の中にとけこんだ景観が見物できます。
- 最乗寺には天狗伝説があり、境内のいたる所に天狗像や天狗の高下駄、屋根の鬼瓦には天狗の団扇をデザインしたものなど関連したものが多数あります。日本には多くの天狗に関する伝説がありますが、最乗寺と天狗との関係は開山の歴史に由来しているとされています。当寺を創建した了庵慧明禅師が建立にあたり、弟子の修験道の行者相模房道了尊者が、天狗の姿になった飛んできて神通力を使って建設の手伝いました。その後、了庵慧明禅師がこの世を去ると、寺を永久に護るために天狗の姿に化身して空に舞い上がり、山中深く飛び去ったといわれ、以来天狗は当寺の守護神として祀られています。
屋根の鬼瓦 天狗さまの団扇
石段を登る
境内の風景
手水:数ヶ所にある
大雄山最乗寺鐘楼
大雄山最乗寺多宝塔
御供橋・結界門
大雄山最乗寺御真殿
御真殿の傍らにある天狗の高下駄
天狗の小路:奥の院への石段
大雄山最乗寺僧堂
大雄山最乗寺天狗像
天狗のパワースポット
大雄山最乗寺の御本尊
釈迦牟尼仏像
大雄山最乗寺のご利益
癒しと浄化
金運
夫婦和合
パワースポット
- 本堂:御本尊の釈迦牟尼仏像が祀られている。
- 清心の滝(清滝):清滝の上には不動堂があり、堂内には清滝不動明王、天佑不動明王、愛染明王が祀られている。
- 結界門:御供橋を渡り結界門をくぐると心身清浄となり道了尊の聖域に入る。
- 御真殿(妙覚宝殿):最大のパワースポットで道了尊が祀られている。
- 奥の院:十一面観世音菩薩が祀られている。化身が道了尊です。
- 三面殿:三面大黒尊天が祀られている。堂内に小槌があり、さわると金運のご利益があるとされている。
大雄山最乗寺の由緒
最乗寺は、永沢寺・近江總寧寺・越前龍泉寺・能登妙高庵寺・大本山總持寺の住持を歴任した了庵慧明禅師が、相模国に帰国して建立に着手し應永元年(1394)に創建されました。修験道の行者である相模房道了尊者(妙覚道了)が建立に際して尽力し大寺を成したとされます。東日本における曹洞宗了庵派の法源地で、新編相模国風土記と新編武蔵風土記には關本最乗寺と記され、関八州の本山格の寺院です。
大雄山最乗寺の基本情報
- 名称:大雄山 / 最乗寺
- 所在地:神奈川県南足柄市大雄町1157
- アクセス:【電車】伊豆箱根鉄道大雄山線「大雄山線」下車、バスで「道了尊バス停」下車近く【車】東名高速道路「大井松田IC」から20分、小田原・厚木道路「小田原IC」から30分
- 駐車場:有り(無料)
- 主催ホームページ:コチラから