東慶寺　神奈川のパワースポット-縁切りと花の寺-イパネマおやじ

東慶寺（とうけいじ）は、神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の寺院です。JR北鎌倉駅から徒歩で５分程の場所で、近隣には円覚寺があり広大な自然が残る閑静な場所にあります。著名な寺社と比べると、少しこじんまりとした寺ですが、手入れが行き届き自然が生かされた境内の美しさが魅力です。
花の名所が多数ある、鎌倉の寺社の中でも「花の寺」として有名です。春は枝垂桜から秋の紅葉まで、四季折々の花が楽しめる場所でもあり、座禅や写経に茶道、香道、挿花などの体験もできます。ミシュラン・グリーンガイドによれば、鎌倉で２ケ所しかない三ツ星の評価が付けられています。

北鎌倉の街の風景

東慶寺山門

東慶寺参道

東慶寺鐘楼

東慶寺境内の石仏

東慶寺境内

東慶寺境内の金仏

かっては縁切りの尼寺だった

東慶寺の御本尊

木造釈迦如来座像

東慶寺のご利益

悪縁を絶ち良縁を結ぶ

東慶寺の由緒

東慶寺は、弘安８年（１２８５）に鎌倉幕府第９代執権北条貞時が開基となり、母である北条時宗夫人の覚山尼を開山として創建されました。現在は男僧の寺だが、明治３６年までは代々尼寺でした。江戸時代は、夫の同意がないと離婚が認められず、夫と縁を切りたい女性は、この場所で３年間修行をすれば離婚が認められるという、幕府公認の「縁切り寺法」という制度がありました。当時の女性は、当寺を目指して駆け込んだといわれています。明治６年に「縁切り寺法」が廃止されるまでは、群馬県の満徳寺とともに、駆け込み寺・縁切寺として実効性がありました。