海南神社 神奈川のパワースポット-三浦半島の総鎮守-イパネマおやじ
海南神社(かいなんじんじゃ)は、神奈川県三浦市三崎にある神社です。三浦漁港から市街地から山手に入った閑静な場所に鎮座する神社です。古くから漁業で栄えた土地柄であり、境内社には食の神様が祀られていたり、包丁を供養する祭りが行われます。平安時代から鎌倉時代にかけて三浦半島で活躍した、三浦一族や源頼朝にまつわる逸話が残っています。
三浦半島の最南端にある三崎港は、沖合や遠洋漁業の一大拠点として古くからの歴史ある港です。マグロの水揚げ量は全国でも上位に数えられ、マグロの町として繁栄しています。週末になると、漁港の近くにある直売センターやマグロ専門の食堂は多くの観光客で賑わいます。
三崎漁港の風景:町中や三崎口駅前にはマグロの販売店がある
御神木:大銀杏
三浦半島の総鎮守
海南神社の御祭神
藤原資盈(ふじわらすけみつ):房総の海賊を平定して、当地の長となり福祉に努め、地元民から崇敬された。
藤原盈渡姫(ふじわらみつわたりひめ):藤原資盈の后。
海南神社のご利益
安産・子宝
境内社
相州海南高家神社:料理の神様である磐鹿六雁命(いわたむつかりのみこと)が祀られている。
パワースポット
- 大銀杏:源頼朝が植えたと伝わる御神木で、雄株と雌株の2本があります。
- 子産石(こうみいし):子宝・安産・良縁の石がある。軽く触れることで願いが叶うといわれている。
海南神社の由緒
貞観2年(864)、御祭神の藤原資盈は、清和源氏の祖である清和天皇の御代、皇位継承争いに巻き込まれ左遷となり、任地の筑紫に向かう航海の途中、暴風に遭い三崎の地に流れ着きました。その後、房総の海賊を平定し、三崎の民に漁業や教養・文化を授け人々から崇敬を集めました。藤原資盈の没後、現在の海南神社からほど近い花暮海岸に祠を建立して祀りました。天元5年(982)に、現在の地に社殿が造営されています。更に、享保4年(1719)には三浦半島の総鎮守となり、明治6年には郷社になっている。
備考:1月15日は郷土芸能のチャッキラコを奉納
海南神社の基本情報
- 名称:海南神社
- 所在地:神奈川県三浦市三崎4ー12ー11
- アクセス:【電車・バス】京浜急行「三崎口駅」より京浜急行バス「三崎港行き」三崎港で下車徒歩3分。
- 駐車場:なし
- 主催ホームページ:コチラより