金時山 神奈川のパワースポット-金太郎伝説ゆかりの山-イパネマおやじ
- 金時山は、坂田金時(金太郎)伝説発祥の地とされ金太郎ゆかりの名所が多くあります。複数ある登山コースは、初級者向けのコースで、比較的距離も短く、手軽に登れる山というイメージです。標高はあまり高くないのですが、山頂付近は植生が少なく周囲に景観を遮る山がないので素晴らしい景色を楽しめます。
- 箱根山の北西に位置する標高1,212mの山で、箱根山カルデラを囲む外輪山列で最も高い山で、山頂付近は植物が少ない風衝地となっています。周囲の山より高いので、山頂からは360度を見渡せます。西側から富士山、愛鷹山、南アルプス、駿河湾。金時山から箱根峠への古期外輪山、箱根山最高峰の神山、中腹へ広がる大涌谷、芦ノ湖や千石原などを一望に望むことができます。箱根外輪山に位置するが、箱根火山に属する火山です。外輪山に連なる山並みでは最高峰で、素晴らしい眺望を体験できます。
金時山・明神ヶ岳 入口にある標識
登山口周辺まで車の乗り入れも出来る
登山道
金時山と富士山を望む
まさかり(大型の斧)が置かれている
金時神社の裏山にある:奥の院・祠とまさかりが飾られている
登山初級者でも挑戦しやすい山
金時山のご利益
心身の浄化
公時神社の由緒
- 金太郎伝説で有名な坂田公時命が祀られている。金時山の東山麓に鎮座する神社。
- 公時神社は、仙石原地区の鎮守であり、諏訪神社の境外末社で知られています。例祭は、毎年5月5日の端午の節句に「金時祭」が盛大に行われます。
- 御祭神の坂田公時は、平安時代中期に三条天皇に仕えた武将源頼光の四天王の一人として活躍したとされます。酒呑童子退治に出陣した勇猛な武将で、「今昔物語」や「古今著聞集」に記述がある。幼名の「金太郎」という名前で昔話や童謡などで親しまれている。社殿の裏山にある、奥宮と呼ばれる岩の上には、まさかり(大きなサイズの斧)と小さな祠があります。
金時山の登山コース
- 金時登山口コース・山頂へ続く登山道の中でも、歩きやすく道も整備されている:金時登山口(40分)→矢倉沢峠(30分)→公時神社分岐(40分)→金時山(30分)→公時神社分岐(25分)→矢倉沢峠(25分)→金時登山口。
- 金時山神社コース・途中には金時宿り石を経由。ゴツゴツとした石のある道を経て山頂へ向かう道は少し勾配があるので転倒に注意が必要:金時神社入口(70分)→公時神社分岐(40分)→金時山(30分)→公時神社分岐(50分)→金時神社入口。
- 乙女峠コース・乙女峠を経て、長尾山を越えて山頂へ向かうコース。乙女峠の展望台からは富士山を正面から望むことができる:乙女口(40分)→乙女峠(20分)→長尾山(45分)→金時山(35分)→長尾山(15分)→乙女峠(30分)→乙女口。
※ 登山コースには、ロープが張ってある場所や、岩や樹木などに手を添えると安全で登りやすいので、軍手などを持っていくと便利です。
金時山の基本情報
- 名称:金時山(別名・猪鼻岳)
- 所在地:神奈川県足柄下郡箱根町、神奈川県南足柄市、静岡県駿東郡小山町にまたがる。
- アクセス:【電車・バス】JR御殿場線「御殿場駅」から箱根登山バス「桃源台方面行き」で「金時神社入口」下車。JR御殿場線「御殿場駅」から箱根登山バス「御殿場線天悠行き」で「金時登山口」下車。小田急線「箱根湯本駅」から箱根登山バス「アウトレット・時之栖線」から「金時登山口」下車。【車】東名高速道路「足柄スマートIC」から約11km。東名高速道路「御殿場IC」から。※ 「バスタ新宿」からも運行便が有り。
- 駐車場
- 金時山登山駐車場:神奈川県足柄下郡箱根町千石原
- 金時山登山口駐車場:神奈川県足柄下郡箱根町千石原 金時神社入口
- 金時公園駐車場:神奈川県足柄下郡箱根町千石原
- 金時見晴パーキング:神奈川県南足柄市
- 乙女駐車場:静岡県御殿場市深沢
- その他、周辺に無料、有料。収容台数の異なる駐車場がある。
- 主催ホームページ(環境省 箱根ビジターセンター):コチラより