妙本寺 神奈川のパワースポット-比企一族ゆかりの寺院-イパネマおやじ
妙本寺は、神奈川県鎌倉市大町にある日蓮宗で最も古いお寺といいます。鎌倉駅から徒歩で10分足らずの距離で、祇園山に面した谷戸にあり緑の多い森に囲まれています。鎌倉の大町という地域では、桜の名所としても有名です。春先になると周辺の桜の名所に先駆けて開花する、早咲きのサクラやカイドウ(海棠)など四季折々の花木が鑑賞できます。中でも、境内には伝統ある幼稚園が併設されていて、鎌倉では数少ない存在といえます。
鎌倉の風景:
総門:
方丈門:
二天門と仁王像:
祖師堂:日蓮聖人像を安置。木造仏堂建築(本堂とまちがえる程大きな建物)
日蓮宗最古のお寺
妙本寺の御本尊
三宝尊:(十界曼荼羅ともいわれるが、仏像を表すものではない)
妙本寺のご利益
厄除:
境内社または遺跡(建造物など)
比企谷(ひきがやつ)幼稚園:境内にある幼稚園。昭和12年に完成した、八角形の夢殿を模した園舎が目を引く。
鎌倉の厄除さん
妙本寺の由緒
- 妙本寺は、比企能員(よしかず)の子で順徳天皇に仕えた儒学者比企大学三郎能本(よしもと)が開基、日蓮上人を開山に迎えて文永元年(1260)創建されたといいます。この地は比企一族が住む谷戸(やと)があったことから「比企谷(ひきがやつ)」と呼ばれていました。
- 比企一族の党首比企能員は、源頼朝の右腕として活躍した幕府の中心人物の一人だったが、建仁3年(1203)に勃発した、鎌倉幕府3代将軍をめぐる北条時政の謀略「比企の乱」により、北条一族に滅ぼされてしまいます。この時、まだ幼少の身で京都にいたため、難を逃れたのが比企大学三郎能本でした。その後、比企能本が日蓮聖人に帰依し、一族の屋敷跡であるこの地に法華堂を建立、これが妙本寺の始まりといわれています。その後、開山の日蓮聖人が身延山に移った後は、直弟子の日朗上人が住持を務めることとなり、歴代住職は日朗上人が住職を務めていた池上本門寺と兼帯していました。身延山久遠寺、池上本門寺と並ぶ日蓮宗の最っとも古い寺院の一つです。
備考
日蓮宗霊跡本山:日蓮聖人一代の、関わりのある重要な寺院や霊跡を本山や大本山と称する。
日蓮聖人が開山となった寺院
妙本寺の基本情報
- 名称:長興山 / 妙本寺 / 日蓮宗
- 所在地:神奈川県鎌倉市大町1ー15ー1
- アクセス:【電車・バス】JR横須賀線、江ノ島電鉄「鎌倉駅」より徒歩10分。
- 駐車場:有り(利用者を限定)
- 主催ホームページ:コチラ より