子之神社(川崎市 / 稲田堤) 神奈川のパワースポット-旧菅村の鎮守さま-イパネマおやじ

子之神社拝殿

子之神社(ねのじんじゃ)は、神奈川県川崎市多摩区菅北浦にある神社です。JR南武線の稲田堤駅、または京王相模原線の京王稲田堤駅から徒歩で10分程の小高い丘の上に鎮座する神社です。稲田堤は、多摩川梨と呼ばれる長十郎種のナシと、のらぼう菜と呼ばれるセイヨウアブラナの産地として有名です。ナシの収穫時期になると、川崎街道沿いに多摩川梨の即売所が開かれています。

稲田堤の風景

稲田堤の町中を流れる三沢川:菅八雲神社も近くにある

子之神社の近くの風景

仕切りラインスポット小

法泉寺

参道の手前には、かって子之神社を管理していた法泉寺がある

子之神社

手水舎

狛犬

境内の片隅に鎮座する狛犬:右の狛犬さんは、お顔がなくなっていた

子之神社の境内

境内社のような建物は納札堂でした

パワースポットのライン大

 旧菅村の鎮守さま

子之神社の御祭神

大己貴命(おおあなむちのみこと):「日本書紀」が設定した国の神の首魁(しゅかい)。「古事記」では大国主神(おおくにぬしのかみ)の一名とされる。

子之神社のご利益

心の安定

パワースポット

御神木:拝殿の正面に一部が保存されている。樹齢300年の椎の木。

パワースポットのライン大

子之神社の由緒

  • 創建の年代は不詳だが、鎌倉時代の源義経による御神体の逸話が残っており、小沢城を含む小沢郷七ケ村の総鎮守だったと伝えられています。江戸時代には菅村の鎮守として祀られていました。
  • 社伝の新編武蔵風土記稿によると、往時の別当法泉寺の当社縁起によれば鎮座の年代は不明だが、菅村地主明神は大己貴神を祀り、本地は十一面観音と伝えられ、後の人が薬師第一夜叉大将の宮毘羅神(薬師如来を守護する十二神将の筆頭格で干支の「子」が割り当てられている)を習合したことにより「子神」と名付けられた。
  • 保元の乱の白河殿夜討の時、鎮西八郎為朝が兄の左馬頭源義朝に向けて放った矢の鏃(矢じり)を、義朝の側室常盤御前が常に所持し、後にその子源義経に譲り与えたという。そして、源義経が当地を訪れた際に、矢の鏃を地主明神の祠に納めたことから、「根之神」と称されるようになったという。その後、明治の神仏分離令により、明治6年に村社に列格、社名を「子之神社」に定められています。現在は、登戸稲荷社の兼務社となっています。

備考:例祭日10月9日

子之神社の基本情報

  • 名称:子之神社(川崎市 / 稲田堤)
  • 所在地:神奈川県川崎市多摩区菅北浦5ー4ー1
  • アクセス:【電車】JR南武線「稲田堤駅」より徒歩10分。京王相模原線「京王稲田堤駅」より徒歩10分。
  • 駐車場:なし
  • 主催ホームページ(川崎市教育委員会):コチラ より

パワースポットのライン大