金王八幡宮 東京のパワースポット-渋谷・青山の総鎮守-イパネマおやじ

金王八幡宮拝殿

金王八幡宮(こんのうはちまんぐう)は都内渋谷区渋谷にある神社です。渋谷駅から徒歩で10分程の繁華街の真ん中に鎮座しています。旧社格は郷社で、渋谷、青山の総鎮守として崇敬を集めてきました。渋谷の歴史を伝える神社です。古くから「文武の神」「平和の神」「母子の神」「子授・安産・子育ての神」として信仰されてきました。

渋谷交差点

渋谷交差点の雑踏から徒歩10分程の場所にある

渋谷ハチ公像

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金王八幡宮

鳥居

金王八幡宮

ご神木

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渋谷・青山の総鎮守

金王八幡宮の御祭神

応神天皇(品陀和気命・ほんだわけのみこと):応神天皇は第15代天皇で、八幡大神として全国の八幡社に祀られています。別名が、品陀和気命(ほんだわけのみこと)または八幡大菩薩とも称されます。

金王八幡宮のご利益

金運・出世

境内社

  • 御嶽神社:御祭神は日本武尊。開運・商売繁盛のご利益があるといわれる。
  • 玉造稲荷神社:金運のパワースポット。御祭神は宇賀御魂命(うがたまのみこと)で商売繁盛・殖産興業のご利益。
  • 金王丸御影堂:金王丸が保元の乱出陣の折に、自らの姿を彫って母に残した木像が納められている。

パワースポット

金王桜:ご神木で渋谷区天然記念物に指定。江戸三名桜の一つといわれた。長州緋桜という種で、花弁が5~7枚で一重と八重の花が混じって咲く珍しい桜。

※ 江戸三名桜:

  • 渋谷の金王八幡宮の金王桜。
  • 新宿の円照寺の右衛門桜。
  • 文京の白山神社の白旗桜。

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金王八幡宮の由緒

  • 寛治6年(1092)に、渋谷氏の祖である基家によって創建されました。秩父別当平武基の子武綱は、源義家に従軍して後三年の役で仙北金沢の棚を攻略しました。その武功により名を河崎土佐守基家と賜りました。源義家は、この勝利は基家の信奉する八幡神の加護であると、この地に八幡宮を勧請しました。
  • 重家の代になり禁裏の賊を退治したことにより堀河天皇より渋谷の姓を賜り、当八幡宮を中心に居を構え、渋谷氏は当八幡宮を氏族の鎮守と崇めました。これが渋谷氏の発祥とされます。居所とした渋谷城は、東に鎌倉街道(現、八幡通り)、西に渋谷川が流れ、北東には黒鍬谷を有し、湧水があるという好条件を備えていました。しかし、大永4年(1524)に勃発した、北条氏綱と上杉朝興の高輪原の戦いで、渋谷氏と戦っていた北条氏に襲われ焼き払われてしまいました。現在も境内に渋谷城砦の石が保存されています。これらの経緯を聞くと、現在の渋谷の街の地理が理解できますね。
  • 渋谷金王丸常光(しぶやこんのうまるちねみつ)は、渋谷平三重家の子です。重家には子が無く、当神社に祈願したところ渋谷金王丸常光を授かり、金王丸が活躍したことから、金王丸の名声にちなみ金王丸八幡宮としたといいます。江戸時代になると、青山常陸介忠成に崇敬され、春日局からの寄進も受け、下渋谷村・下豊沢村の鎮守、または江戸八所八幡の一つと称されました。
  • 渋谷氏が領有していたのが、武蔵谷盛庄七郷(渋谷、代々木、赤坂、飯倉、麻布、一ツ木、今井など)だったので、金王八幡宮は八幡通り、青山通り、宮益坂、道玄坂を中心とする、渋谷、青山の総鎮守として崇敬を集めてきました。

金王八幡宮の基本情報

  • 名称:金王八幡宮
  • 所在地:東京都渋谷区渋谷3ー5ー12
  • アクセス:【電車】東京メトロ、JR、相鉄・JR直通線、東急田園都市線、東急東横線、京王井の頭線「渋谷駅」より徒歩7分。
  • 駐車場:なし
  • 主催ホームページ:詳細は確認してください コチラ

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