根津神社 東京のパワースポット
文京区の根津にある神社です。周囲には上野公園や、東京大学の広大な敷地が点在して、都心にありながら緑が色濃く残っています。近隣の谷中、根津、千駄木の一帯は「谷根千(やねせん)」と呼ばれ、東京の下町風情が残っている地域です。
本殿:須佐之男命の祀られた社殿。
縁結びのパワースポット
- 根津神社の御祭神
- 須佐之男命(すさのおのみこと):ヤマタノオロチを退治した英雄の神様。邪気払い、病気除け、災難除けの神様として信仰される。
- 大山咋命(おおやまくいのみこと):山と酒造の神様。大山に咋(杭)を打つところから要を作るご神徳がある。諸産業繁栄、家系繁栄、厄除け、開運の神様として信仰される。
- 誉田別命(ほんだわけのみこと):応神天皇の別称、八幡宮・八幡神社の主催神。文武両道の神様で、武神として国家鎮護・家運繁盛。また学問では合格祈願・学業成就の神様として信仰される。
- 相殿神
- 大国主大神(おおくにぬしのみこと):須佐之男命の子孫で、日本を繁栄させた神様。
- 菅原道真公(すがわらのみちざねこう):天神様・学問の神様。
- 根津神社の御利益
- 縁結び・願望成就:相殿神には須佐之男命の子孫で、日本を繁栄させた大国主大神(おおくにぬしのみこと)が祀られている。
- 災厄除け・邪気祓い:
- 合格祈願・学業成就:相殿神には天神様・学問の神様、菅原道真公が祀られている。
つつじまつり:根津神社の名物の一つです。境内にある「つつじ苑」には約2000株のツツジが栽培されていて、毎年春の満開時には有料で公開されている。
鳥居:表参道へ通じる大鳥居です。右へ曲がると楼門が現われる。
楼門:江戸時代に建立されたものが現存する。総漆塗りの建造物。
楼門と扁額:楼門に掲げられる扁額。
手水舎:唐門の手前で手を清めます。
唐門:透門・すけもん(唐門西門間・からもんにしもんかん)
乙女稲荷神社:下から乙女稲荷神社を見上げる。池にせり出す舞台からは鯉が泳ぐ様や周囲にはつつじが咲く風景が眺められる。
乙女稲荷神社:御祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)は千本鳥居の結界に守られている縁結びスポットで、奥の風穴に命を育てる女性の象徴として、お稲荷様を祀ったことから乙女の名前が付いたといわれる。
千本鳥居:乙女神社の参道に並ぶ鳥居。邪気祓いのスポットで、北側から南側へ通り抜けると邪気が祓われ清められます。
駒込稲荷(こまごめいなりじんじゃ):御祭神: 伊弉諾命・伊弉冊命・倉稲魂命・級長津彦命・級長戸辺命 御利益:邪気祓い・縁結びのスポット
境内:広い境内には多くの樹木があり自然の環境が護られている。
根津神社の由緒
- 創建された年代は不詳ですが、文明年間(1469~1487)に太田道灌が、千駄木の地に社殿を奉建したとされます。その後、江戸時代になり五代将軍綱吉の時代には、綱吉の兄である甲府藩主徳川綱重(家光の第二子)の下屋敷でした。将軍綱吉の世継が家宣(六代将軍)に定まったのを機に、家宣の生まれたこの地を根津神社に寄進しました。宝永3年(1706)に千駄木にあった社を、現在の地に移して根津神社が建立されました。天下普請といわれた江戸最大規模の大造営が行われ、総漆塗りの華麗な社殿が建立されました。
- 当時造営された建造物は、現存しており国指定重要文化財となっています。当時の建造物が現在も残っているのはとても珍しく、第二次大戦の戦火からも免れたのは奇跡的といえます。
根津神社の基本情報
- 名称:根津神社
- 所在地:東京都文京区根津1ー28ー9
- アクセス:東京メトロ・千代田線「根津駅」、「千駄木駅」徒歩5分、南北線「東大前駅」徒歩5分、都営地下鉄・三田線「白山駅」徒歩10分
- 駐車場:あり
- 主催ホームページ:コチラより