荏原神社 東京のパワースポット-南の天王さんと呼ばれる-イパネマおやじ

社殿

荏原神社(えばらじんじゃ)は、東京都品川区北品川に鎮座する神社です。アクセスには、京浜急行「新馬場駅」、りんかい線「天王洲アイル駅」が最寄り駅です。天王洲アイル駅の名前や、品川沖が天王洲と呼ばれる元となったのは、当社の天王祭が由来とされています。牛頭天王の「御神面海中御渡」が行われる海域であることから、天王洲と呼ばれるようになったと云われています。

天王洲アイル駅

最寄りのりんかい線天王洲アイル駅:目黒川に架かる鎮守橋

鎮守橋

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参道から鳥居を望む

参道から鳥居を望む:

恵比寿神

恵比寿神像:当社が東海七福神の恵比寿神

社殿

社殿:

狛犬

社殿前の狛犬:

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 南品川の鎮守

荏原神社の御祭神

高麗神

配祀

天照皇大神・豊受姫之神・須佐男之命・手力雄之尊・大島大神・恵比寿神

荏原神社のご利益

勝運:

病気平癒:

恋愛成就:

商売繁盛:

境内社 または遺跡(建造物など)

八幡宮・稲荷神社・熊野神社(東品川にある寄木神社も当社の末社とされている)

備考:東海七福神の恵比寿神。

例祭日:6月7日に近い金・土・日曜に開催。通称は「南の天王祭」や「かっぱ祭り」

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荏原神社の由緒

  • 創建は、飛鳥時代の末期です。現在の奈良県にあたる大和国にあった丹生川上神社より、水神である高麗神を勧請し、創建したのが始まりとされています。平安時代中期になると、伊勢神宮より豊受大神と天照大神が勧請され、更に鎌倉時代中期には京都の八坂神社より、牛頭天王が勧請されました。
  • 源頼義と義家が奥州征伐の際に参詣し、品川の海中で身を浄めたと云われます。その際、府中の大國魂神社にも参詣していることから、大國魂神社の「くらやみ祭」では、現在でも大國魂神社の神職が、荏原神社に参詣して禊を行うといいます。源氏、上杉氏、徳川氏など多くの武家からも、厚く信仰を集めた神社です。
  • 社名が現在の荏原神社に改称されたのは明治8年です。当地の地名が荏原郡と呼ばれていたことに由来します。素戔嗚尊が祀られていることから「南の天王さん」と呼ばれ、南品川の鎮守として古くから崇敬を集めている神社です。一方の「北の天王さん」と呼ばれていたのが、品川神社です。共に目黒川に近い場所に鎮座していて、北と南の位置関係から、そのように呼ばれたようです。

当社の掲示による由緒:

  • 荏原神社は元明天皇の御代、和銅2年(709年)9月9日に、奈良の元官幣大社・丹生川上神社より龍神を勧請し、長元2年(1029年)9月16日に神明宮、宝治元年(1247年)6月19日に京都八坂神社より牛頭天王を勧請し、古より品川の龍神さまとして、源氏、徳川、上杉等、多くの武家の信仰を受けて現在に至っています。明治元年には、准勅祭社として定められました。神祗院からは府社の由来ありとされました。現在の社殿は弘化元年(1844年)のもので、平成20年で164年を迎えました。
  • 往古より貴船社・天王社・貴布禰大明神・品川大明神と称していましたが、明治8年、荏原神社と改称。旧荏原郡(品川、大田、目黒、世田谷)の中で最も由緒のある神社であったことから、荏原郡の名を冠した社号になりました。神殿に掲げる荏原神社の扁額は、内大臣三条実美公、貴布禰大明神の扁額は、徳川譜代大名源昌高のお染筆です。
  • 古より当社に祈願すれば叶わぬことは無いといわれ、勝運、学問、商売繁盛、交通安全、病気平癒、家内安全、恋等に特別の御神徳があります。

荏原神社の基本情報

  • 名称:荏原神社
  • 所在地:東京都品川区北品川2ー30ー28
  • アクセス:【電車】京浜急行「新馬場駅」より徒歩7分。りんかい線「天王洲アイル駅」より徒歩17分。
  • 駐車場:有り
  • 主催ホームページ:コチラ より

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