素盞雄神社 東京のパワースポット-南千住の総鎮守-イパネマおやじ
- 素盞雄神社(すさのおじんじゃ)は、東京都荒川区南千住に鎮座する神社です。小塚原、三ノ輪、下谷通新町、三河島、町屋など荒川区内で最も広い氏子圏を有する鎮守で「てんのうさま」とも呼ばれています。
- 石を神として尊崇する信仰は、全国に数多くあり当社も石神信仰に基づいた縁起があります。「瑞光石」と呼ばれ、出現した神を御祭神として祀ってあります。その場所に富士塚が築かれています。
東鳥居:日光街道沿い
松尾芭蕉碑:代表作「おくのほそ道」に由来して整備された
「奥の細道」の「行く春や鳥啼き魚の目は泪」という奥の細道へ出発するの門出の石碑が立っている。
境内社:福徳稲荷神社、菅原神社、稲荷神社の三社が連なる
富士塚:鳥居の入口には「飛鳥社」「天王宮」両社の提灯が掛かる
富士塚:山頂には祠がある 浅間神社を勧請
- 瑞光石の伝説:
- 役小角の高弟・黒珍の住居の東側に小高い塚があり、頂に奇岩があったと云います。黒珍は霊場と崇め、礼拝していると、突如として奇岩が光を放ち二人の翁が現れ「吾は素盞雄大神(牛頭大王)、飛鳥大神(飛鳥権現)なり。吾れを祀らば疫病を祓い福を増し、永く此の郷土を栄えしめん。」と御神託を授け、黒珍は祠を建てて両神を祀った。
- これが当社の始まりと云います。(瑞光石があった塚に富士塚が築かれた)
境内社:稲荷神社
本殿:東京大空襲を免れた本殿は覆殿に囲まれ保存
南千住の総鎮守
素盞雄神社の御祭神
素盞雄大神:
飛鳥大神:
素盞雄神社のご利益
疫病除け:
除災招福:
郷土繁栄:
境内社 または遺跡(建造物など)
福徳稲荷神社、菅原神社、稲荷神社、浅間社、若宮八幡宮、日枝神社、熊野神社
パワースポット
- 富士塚:
- ご神木:子育ての銀杏。(幼児の無事成長を祈願)
備考:手水舎に流れる水は、水質検査の結果で飲料適合とされ、その場で飲むことができる。お水取りも出来る。
例祭日:天王祭 6月3日(3年に一度の大祭では2日間をかけて渡御する)
素盞雄神社の由緒
瑞光石の伝説:
- 役小角の高弟・黒珍の住居の東側に小高い塚があり、頂に奇岩があったと云います。黒珍は霊場と崇め、礼拝していると、突如として奇岩が光を放ち二人の翁が現れ「吾は素盞雄大神(牛頭大王)、飛鳥大神(飛鳥権現)なり。吾れを祀らば疫病を祓い福を増し、永く此の郷土を栄えしめん。」と御神託を授け、黒珍は祠を建てて両神を祀った。
- これが当社の始まりと云います。(瑞光石があった塚に富士塚が築かれた)
当社の掲示による由緒:
- 当社の開祖となる黒珍(こくちん:修験道の開祖役小角の高弟)の住居の東方小高い塚上に奇岩がありました。
- 黒珍はそれを霊場と崇め日夜斎戒礼拝すると、平安時代延暦14年(795)4月8日の夜、小塚の中の奇岩が突如光を放ち二柱の神様が翁に姿を変えて現れ、「吾れは素盞雄大神・飛鳥大神なり。吾れを祀らば疫病を祓い福を増し、永く此の郷土を栄えしめん。」と御神託を授け、黒珍は一祠を建て丁重にお祀りし、当社が御創建されました。
- 次いで素盞雄大神の御社殿を西向きに御造営し6月3日、飛鳥大神の御社殿を南向きに御造営し9月15日、それぞれ御神霊をお遷し致し、4月8日「疫神祭」・6月3日「天王祭」・9月15日「飛鳥祭」の祭禮日が定まりました。江戸時代享保3年(1718)、類焼による両社炎上のため、同12 年に相殿(あいどの:一つの御社殿)として二柱を祀る御殿(瑞光殿:ずいこうでん)を新たに建築し奉斎しました。
- 荒川区南千住・三河島(現:荒川)・町屋・台東区三ノ輪の区内で最も広い氏子区域61ヶ町の鎮守で、平成7年には御鎮座1200年祭が厳粛盛大に斎行されました。
新編武蔵風土記稿による由緒:
- 飛鳥権現牛頭天王合社
- 小塚原町、箕輪町、通新町、三河島村、町屋村等の鎮守なり。延暦年中に神石上に出現せしを黒珍法印此所に勧請せりと云。祭礼6月3日より9日迄なり。縄引と云祭事ありしか今は絶たり。飛鳥権現は毎年9月15日に湯立あり。神宝。
- 諏訪面一枚。背に天文10年6月3日降と彫る。
- 末社。稲荷二、三峯、天神、地蔵堂
- 塚。本社に向て右の方にあり。高1丈径3間許。塚上に榎樹三株坐し、其中に瑞光石と称する獅子の鼻に似たる石あち。小笹生茂りて石僅に出。降るへ此塚上の牛頭天王飛鳥権現出現せしゆへ、瑞光の名あり。又此塚を小塚と号せしより地名にも推及びしと云。
- 御手洗。社地の向にあり広さ1段1畝1歩。
素盞雄神社の基本情報
- 名称:素盞雄神社
- 所在地:東京都荒川区南千住6ー60ー1
- アクセス:【電車】JR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス「南千住駅」より徒歩8分。京成線「千住大橋駅」より徒歩8分。都電荒川線「三ノ輪橋」より徒歩10分。
- 駐車場:なし(周辺の有料駐車場を利用)
- 主催ホームページ:コチラ より